防災に目覚めたきっかけ。

2023年01月29日 19:45


たまーにですが、
聞かれます。
キッカケを。

そうなんですよね。
防災士の資格取りに行った時も
ほとんどの人が
『会社から言われて。』
『仕事で必要みたいで上司に言われて』
『自治体で必要と思い。』

という感じで、
個人的に取りに来ている人は
私が見た限りほぼいなかったと思います。

進んで防災士を取りに来る人
ワタシだけ??状態でした💦


で私はと言うと、、、
きっかけはやはり
3.11でした。

まだ幼稚園入園前の長男と
まだ抱っこ紐するような歳の長女。

この2人と自宅にいる時に地震に遭いました。

小平市もかなり揺れて、どうしよう!!と
小さい子どもたちを抱えてパニックだったと
思います。

建物に潰されるんじゃないか??という恐怖心で外を見に行くと、電信柱も電線も大きく揺れ、女性の悲鳴も聞こえました。

全くどうしていいか分からず、
誰とも連絡が取れず
子どもたちを連れて大急ぎで自転車を漕ぎ、半泣きでドラッグストアに行き、日持ちする食品を買った覚えがあります。もしかしたら娘のオムツも買ったかな?後ろに乗ってる息子に持たせたかも。

(今考えればとても危ない行動ですよね。まだ余震もあったし。でも家に置いても行けないし、連れて出るしか無かったんですよね💦子ども連れて自転車、たいした荷物も乗せられなかったはず。)

店員さんに、店内のお酒コーナーでガラスが割れているから気をつけて!!と言われ、相当揺れたんだなと改めて思いました。

何時間経っても主人とも全く連絡が取れず、
後に『大丈夫だろうと思ってたから連絡しなかった』と
今思い出しても腹の立つ事を言われ、
現場仕事で都内にいる主人の事を
本気で心配していた気持ちと、
子どもたちのことは心配じゃないのか!!
という怒り、そして何よりもあの地震の恐怖。
(主人は無事でした。夕方には当時勤めていた会社に戻っていた記憶。)

そして、、、被災地の津波の映像や情報。
全てが私の心にのしかかっていました。

(元々心配性なんですよね。
だから荷物も大量。
アレもこれも、何かあった時のためにと持ち歩くので、普段からすごい荷物。)

東京で地震にあってもあの恐怖。
被災地の方はどれだけ恐ろしい思いをしたのか。
想像するだけで胸が痛みます。

3.11をキッカケに、
正しい知識を持って
冷静に行動出来るようにしよう。
そして、前回のblogにも書きましたが、
そこに元々持っていた
ボランティア精神が加わり、
数年前から積極的に防災の事を
学ぶようになりました。

自分に正しい知識さえあれば、
あの時のようにパニックにならず、
自分で考えて行動出来ると
思ったのです。

綺麗事ばかりじゃないか?
そうですよね。
もちろん実際大きな災害があった場合、
パニックにならないかと言ったら
そんな事分かりません。
日中家族がバラバラの時に被災したら?
心配で心配で仕方がないでしょう。

やはり【もしも】の時の事を多少
オーバーにでも考えて話しておいた方が
いいでしょうね。


皆さんは3.11の時どうしていましたか?
防災について考えるキッカケになったりしませんでしたか??

私のキッカケは3.11でした。

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